2013年05月19日
5/12 新緑の下鴨神社「御蔭祭」見学と、吉田山・百万遍散策
5月12日のらくたび京都さんぽは、
下鴨神社で行われた神迎えの儀式御蔭祭を見学し、
新緑の吉田山や百万遍知恩寺などを散策しました。
今回は百万遍の交差点から出発して、京都大学を抜け、
早速、吉田神社へとやってきました。
吉田神社でもちょうどお祭りが行われ、
地元の子どもたちによる吹奏楽の演奏があったり、
剣鉾も登場していました。
本殿に参拝をして、次に向かったのは菓祖神社。
垂仁天皇のため、常世の国から不老不死になる果物を持ちかえった
タヂマモリと、饅頭を日本に伝えた林浄因が祀られています。
続いて、吉田山の山中へと入って行きます。
坂を登ると現れたのが「紅もゆる丘の花」の碑。
現在の京大につながる旧制第三高等学校の「寮歌」で、
山村先生を始め、皆さんで唱和しました。
石碑のほど近くから、竹中稲荷神社に入って行きます。
境内は紅葉や桜の隠れ名所ですが、この時期は新緑が見事に輝いていました!
神社の裏には「お塚」もあって、雰囲気が一変します。
その中にあるのが在原業平の業平塚。
業平は吉田山に葬られたとする説があるそうです。
木々の緑が気持ちよい吉田山を進み・・・
大文字山が望める場所へとやってきました。
送り火を見るのもよさそうですね。
ちなみに竹中稲荷神社の辺りからも「大」がはっきりと見えました。
一気に吉田山を下って、志賀越道に立つ白川大仏へとやってきました。
秀吉にまつわる伝説が山村先生から語られます。
今出川通を進むと、京大の近くに後二条天皇陵があります。
後二条天皇は後醍醐天皇の兄で、当時の時代背景が語られました。
そして百万遍知恩寺へ。スタート地点の近くです。
墓地には、法然上人(円光大師)の御廟が。
この鳥居のような門は「念」の字を表していますよ。
近くには、家康の忠臣・鳥居元忠のお墓もあります。
知恩寺から東大路、そして御陰通を経て、下鴨神社へとやってきました。
糺の森の新緑も素晴らしいの一言です!
御蔭祭の行列を待つ間、河合神社に参拝しました。
最近になって境内が綺麗に整備されました。
かりんの美人水も頂けますよ。
しばらくすると、御蔭祭の行列が進んできました。
朝に下鴨神社を出発して、比叡山麓の御蔭神社で新たな神を迎え、
再び隊列を整えて下鴨神社へと戻ってきます。
神は馬に乗せられて、進んでいきました。
行列は糺の森に入り、中ほどの「切芝」と呼ばれるやや広い場所で、
切芝神事を行います。糺の森の精霊と新たな神がご覧になるのが、
東遊(あずまあそび)。枕草子でも「いとおかし」と評された優雅な舞です。
運よく人の間から見ることが出来た方も多かったのではないでしょうか。
今回は、吉田神社から吉田山の新緑の中を散策し、
見どころの多い知恩寺を経て、下鴨神社の御蔭祭と、
歴史や風景、祭事まで様々な京都の表情を楽しんで頂けたのではと思います。
多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
ご案内 / らくたび代表・山村 純也
受付・添乗・文・写真 / らくたびレポーター・吉村 晋弥
下鴨神社で行われた神迎えの儀式御蔭祭を見学し、
新緑の吉田山や百万遍知恩寺などを散策しました。
今回は百万遍の交差点から出発して、京都大学を抜け、
早速、吉田神社へとやってきました。
吉田神社でもちょうどお祭りが行われ、
地元の子どもたちによる吹奏楽の演奏があったり、
剣鉾も登場していました。
本殿に参拝をして、次に向かったのは菓祖神社。
垂仁天皇のため、常世の国から不老不死になる果物を持ちかえった
タヂマモリと、饅頭を日本に伝えた林浄因が祀られています。
続いて、吉田山の山中へと入って行きます。
坂を登ると現れたのが「紅もゆる丘の花」の碑。
現在の京大につながる旧制第三高等学校の「寮歌」で、
山村先生を始め、皆さんで唱和しました。
石碑のほど近くから、竹中稲荷神社に入って行きます。
境内は紅葉や桜の隠れ名所ですが、この時期は新緑が見事に輝いていました!
神社の裏には「お塚」もあって、雰囲気が一変します。
その中にあるのが在原業平の業平塚。
業平は吉田山に葬られたとする説があるそうです。
木々の緑が気持ちよい吉田山を進み・・・
大文字山が望める場所へとやってきました。
送り火を見るのもよさそうですね。
ちなみに竹中稲荷神社の辺りからも「大」がはっきりと見えました。
一気に吉田山を下って、志賀越道に立つ白川大仏へとやってきました。
秀吉にまつわる伝説が山村先生から語られます。
今出川通を進むと、京大の近くに後二条天皇陵があります。
後二条天皇は後醍醐天皇の兄で、当時の時代背景が語られました。
そして百万遍知恩寺へ。スタート地点の近くです。
墓地には、法然上人(円光大師)の御廟が。
この鳥居のような門は「念」の字を表していますよ。
近くには、家康の忠臣・鳥居元忠のお墓もあります。
知恩寺から東大路、そして御陰通を経て、下鴨神社へとやってきました。
糺の森の新緑も素晴らしいの一言です!
御蔭祭の行列を待つ間、河合神社に参拝しました。
最近になって境内が綺麗に整備されました。
かりんの美人水も頂けますよ。
しばらくすると、御蔭祭の行列が進んできました。
朝に下鴨神社を出発して、比叡山麓の御蔭神社で新たな神を迎え、
再び隊列を整えて下鴨神社へと戻ってきます。
神は馬に乗せられて、進んでいきました。
行列は糺の森に入り、中ほどの「切芝」と呼ばれるやや広い場所で、
切芝神事を行います。糺の森の精霊と新たな神がご覧になるのが、
東遊(あずまあそび)。枕草子でも「いとおかし」と評された優雅な舞です。
運よく人の間から見ることが出来た方も多かったのではないでしょうか。
今回は、吉田神社から吉田山の新緑の中を散策し、
見どころの多い知恩寺を経て、下鴨神社の御蔭祭と、
歴史や風景、祭事まで様々な京都の表情を楽しんで頂けたのではと思います。
多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
ご案内 / らくたび代表・山村 純也
受付・添乗・文・写真 / らくたびレポーター・吉村 晋弥
Posted by らくたび
at 22:40
│岡崎~吉田山エリア