2011年09月26日

9月17日(土)文化の秋に美の国宝探訪へ 仏像・建築・絵画

9月17日(土)
「 文化の秋に美の国宝探訪へ 」 が開催されました。

●智積院・大書院内 長谷川等伯・久蔵筆「 国宝 楓図・桜図 」(複製)


文化の秋!
この日はたっぷりと 仏像・建築・絵画 と、京都を代表する国宝をめぐりました。

京阪七条駅から出発〜。
川端通りを北へむかい、正面通りを東へ進みます。

このあたりは豊臣秀吉ゆかりのスポットでもあり、この正面通りも秀吉が建てた方広寺・大仏殿の正面にあたることから名付けられた古くから残る通りです。

こちらは、豊臣秀吉の数少ない史跡のひとつ「 耳塚 」
朝鮮出兵で多くの方が犠牲になった負の遺産ですが、現在では文化財に指定されています。
みなさん、若村先生の深い歴史のお話を熱心に聞いておられました。


そして本日最初の『 国宝・豊国神社の唐門 』です。


天下人・豊臣秀吉を祀るこの神社の唐門は、伏見城の遺構。
現在は西本願寺、大徳寺の唐門とともに『 国宝三唐門 』の一つとされています。


天皇家・菊の御紋と豊臣家・桐紋が配されるきらびやかさ、左甚五郎作と伝わる彫刻がとても豪華で国宝にふさわしい堂々たる構えに、一同感動〜。


続いて、方広寺へ。
かつて秀吉が建てた大仏殿がありましたが、現在は諸堂と梵鐘を残すのみ。
今回は鐘楼に入り豊臣家滅亡のきっかけとなった梵鐘をじっくりと見学しました。

その後、秀吉の史跡・方広寺の巨大な石垣を横に見ながら三十三間堂へと進みます。

三十三間堂では
『 御中尊・千手観音坐像 』『 風神・雷神と二十八部衆 』と圧巻の仏像群!
そして120メートルもある世界一長〜い木造建築の 『 本堂 』
と多くの『 国宝 』を堪能しました!

こちらは三十三間堂の東にある法住寺
来年の大河ドラマにも登場する・後白河法皇ゆかりのお寺です。
早くもドラマの予習かな〜(笑)


最後に訪れた智積院では、安土桃山時代の絢爛豪華を伝える長谷川等伯・久蔵筆『 国宝・楓図・桜図 』に魅了されました。
収蔵庫にセッティングされている録音テープも良かったですが、それを補足する若村先生の解説が絶妙でしたよICON59

そしてこの頃には雨がシトシト。
「利休好みの庭」と伝えられる庭園に雨が落ち、しっとりとした風情を演出してくれました。


縁側で座する方、書院の奥で座する方、それぞれ庭園が美しく見えるお好みのポイントで、若村先生の説明を聞きながらゆっくりとお庭を鑑賞しました。


この界隈は らくたび で様々なテーマでツアーが開催されますが、何度訪れても新しい発見があり、奥深い魅力があります。
もちろん初めてお越しになった方は感動の嵐だったことでしょう♪

多くの『 国宝 』に触れて、
喜びいっぱい、感動いっぱい、文化の秋にふさわしい一日になりました。

ご参加いただいたみなさん、
お疲れさまでした & ありがとうございました!

                          文・写真/らくたび会員 奥村なるみ


〜次回の京都さんぽのお知らせ〜

10/9(日)15時30分スタート
   「御室仁和寺と幻想の世界へ誘う梵燈の東林院へ」

夏の夜さんぽとは、また違った風情のある夕暮れ時の京都さんぽになること間違いなし!
格式ある門跡寺院・仁和寺では、国宝・阿弥陀三尊像などを鑑賞し、
梵燈や古瓦にろうそくが灯り、幻想の世界となる妙心寺塔頭・東林院を訪れます。

ご案内はらくたび講師の若村です。

くわしくは こちら をどうぞ。

また、こちらも好評実施中!
〜らくたびガイドと歩く京都めぐり〜

おかげさまで大好評!!
★10月〜11月 毎週日曜日 午前10:00 京都駅スタート
  親鸞聖人750回大遠忌に賑わう 東本願寺と西本願寺 

前回大好評だった『 路地裏散策 』の第2弾!
★10月〜12月 毎週日曜  午後13:30 地下鉄今出川駅スタート
  必勝・開運・旅行安全・・・を願って!西陣路地裏散策

お手数ですが詳細はお電話にてお問い合わせください。
電話番号:075-257-7321(9:00~18:00)

ご参加をお待ちしております!

  


Posted by らくたび  at 22:00Comments(0)七条エリア

2011年09月15日

9月15日(木)京大ラトゥールランチ&駒井家住宅へ


この日の京都さんぽの行程は

 京都大学内レストラン「ラトゥール」にてランチ~百万遍知恩寺・手づくり市~
 京大構内さんぽ~京の夏の旅特別公開・駒井家住宅 


百万遍交差点に集合後、さっそくランチへ向かいます。

京都大学時計台の1階にあるレストラン≪ラトゥール≫優雅な雰囲気と手ごろなお値段、
もちろん、美味しいお食事で大人気です。


メニューは、スープ、メイン(お魚またはお肉)、デザート、コーヒー。

この日、初めて京都さんぽにご参加される方も多く、初めは少々緊張気味(?)
でしたが、お食事が始まると「おいしいね」「こんな風に盛り付けしたらきれいね」と
会話も弾みます。

なかでも、一番、盛り上がったのが、デザートのシャーベットが何なのか?

「色はイチゴや」、「いや、酸味があるからな・・・」、「ブドウと違うかな?」
お店の方に聞いてみましょう!
正解は・・・「すもも」でした。 「あぁぁ~、そうか!」(笑)

お食事を楽しんだ後は≪百万遍知恩寺・手づくり市≫へ。
創建は平安末期、法然上人が現在の京都御所の北に結んだ草庵に始まります。
法然上人亡きあと、弟子・源智が「師(法然)の恩を知る寺」として「知恩寺」に。
鎌倉時代に都で疫病が大流行した時に、善阿空圓が「南無阿弥陀仏」の念仏を
「100万遍」唱えて疫病退散を祈願したことから「百万遍」の号を受けました。
現在では、毎月15日に境内で手作り品を販売する「手づくり市の百万遍さん」と
して大人気。境内には400店の店が並び、遠方からバスツアーで来られるほど!

普段はこんなに広々とした境内

15日になるとこの賑わい!

時間をとって、お買いものタイム~♪


再集合のあとは、「何、買った?」と見せあいっこです。

続いて、≪京大農学部・理学部エリア散策≫
入口の門は大正13年に建てられました。国の登録有形文化財に
指定されています。和の瓦屋根にツタが絡まって、どことなく洋風に。

さらに進むと胸像が。
「この方、どなたかわかりますか?」

「あっ、湯川秀樹さん!」
大正解~。

湯川先生は京大の理学部で学ばれた後、京大の教授に。
昭和24年、日本人として初めてノーベル賞を受賞されました。
当時の日本は終戦を迎えたばかりでアメリカの占領下にあった頃。
生きる自信をなくしていた日本人に「日本人だってやればできる!」と
大きな夢と希望を与えてくれたそうです。

と、言っても私は当時の事を知らない訳ですが、参加者のお一人が
「昭和24年やったん?子供の頃やけど、すごくよく覚えている」と。
湯川先生はその後、「核兵器撲滅」を目指して平和運動にも力を
そそがれます。湯川先生が残された言葉、

 「一日生きることは、一歩前に進むことでありたい。」

簡単なようですが、なかなか実現できないこと。それをわかっていらした
からこそ、あえて、言葉として口に出しておられたそうです。

農学部らしく、周囲の景観に合わせたこんな建物も。

また、周辺には研究に使われる木々が植えられており、とっても気持ちのいい
散策道(大学構内ですが)になっています。

農学部を抜けると御影通にでます。
この辺りは大正から昭和初期にかけて開発された住宅地。
京大から近いこともあって、多くの先生が住まわれ「学者村」とも呼ばれて
いたそうです。
そんな「学者村」の中に現在も残るのが≪駒井家住宅≫です。

京大の理学部教授・駒井卓先生の住宅として、昭和2年に建てられました。
設計したのは、アメリカ人建築家 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 。
アメリカの大学で建築学を学んだヴォーリズですが、キリスト教布教のために
来日。滋賀県近江八幡を拠点として伝道活動や慈善事業に力を尽くされました。
その活動の資金を得るため、日本におけるメンソレータム(軟膏)の販売や、
建築家としても活躍されました。そんなヴォーリズ建築は「使う人のことを
第一に考えた優しい建築」として知られています。
京都では、同志社大学、東華菜館などを設計。他にも心斎橋大丸、関西学院大学、
10年ほど前に取り壊し問題で騒動となった旧豊郷小学校もヴォーリズの作品です。

係の方のご案内で、お部屋の中を見て回ります。



「ステキやね~」「使いやすそう」
お庭には可愛らしい花々が。


参加者さんから「森さん、家を建てる時の参考になった?」との質問が。
「はい、“森家住宅”が建ったら、皆さんに公開させていただきますのでface02

美味しいランチを食べて、お買い物を楽しみ、様々な時代の建築ウォッチングを
楽しんだ散策となりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

最後に・・・今回の散策は食事場所の関係上、定員を設けた散策であったため、
参加をお断りをした方も多くいらしゃいました。申し訳ございませんでした。
またの機会にお会いできることを楽しみにしております!

                          ご案内・文・写真/らくたび 森 明子
                             受付・添乗/富田 啓子  


Posted by らくたび  at 00:00Comments(0)一乗寺~修学院エリア

2011年09月11日

大好評!江戸たび★ 鴎外荘ランチと上野散策&寛永寺へ


2011年9月11日(日)
≪第2弾★江戸たび!≫が開催されました。

前回は1年前に皇居に残る江戸城の史跡散策を行い(詳しくはこちら )大好評!

第2弾の今回は・・・

「森鴎外ゆかりの鴎外荘昼食懇談会と
         上野散策から徳川将軍家の菩提寺寛永寺へ」


ご案内はもちろん らくたび代表・若村 亮ICON59

毎月、東京や千葉で京都学の講師(詳しくはこちら )をさせていただいており、
今回の企画には講座の受講生様、関東方面在住のらくたび会員様、
なんと関西のらくたび会員様がご参加くださいました。
総勢35名の一行が京成上野駅をスタート。

まず向かったのは、上野といえばココ!
【西郷隆盛像】

西郷さんは幕末に幕府征討軍参謀として、幕臣・勝海舟と会談し、江戸城の
無血開城を実現へと導いた方。銅像は明治31年 に建てられました。
連れている犬は 「ツン」ICON167 という名前だそう。
犬の名前は考えたことなかったなぁ(笑)
これからは、【西郷隆盛・ツン像】と呼ばないと!

では、これより上野恩賜公園の中へと進んでいきます~face01

【上野恩賜公園

寛永2(1625)年、徳川家康、秀忠、家光公の3代にわたる将軍の帰依を受けた
天海大僧正(てんかいだいそうじょう)によって、徳川幕府の安泰と万民の平安を
願ってこの地に「東叡山寛永寺」が建立されました。
実はこの地は江戸城の鬼門(東北)にあたります。平安京遷都の時、桓武天皇の
帰依を受けた最澄が開いた比叡山延暦寺が、京都御所の鬼門(北東)に位置し、
朝廷の安穏を祈る鎮護国家の道場であったことにならってこの地に寛永寺が
建てられました。しかし、幕末の戦乱で焼失。大正13年に宮内省を経て東京市(当時)に
下賜されたことから「恩賜」の名が付いています。当初は、寛永寺社殿と霊廟、
東照宮、それに境内のサクラを中心にした公園だったそうですが、その後、博物館や
動物園、美術館などが建てられ、現在は文化の薫り高い公園として親しまれています。

【清水観音堂】

こちらは京都の清水寺を模した舞台造のお堂で、寛永8(1631)年、天海大僧正に
よって建立されました。本尊も京都の清水寺から恵心僧都作の「千手観音像」(秘仏)を
迎えてお祀りしているそう。東京在住の参加者様から「京都の清水寺は行ったけど、
上野にも清水さんがあったとは~!」
という声が(笑) 「比叡山」や「清水寺」など
京都と江戸の深いつながりを感じます。

【不忍池・弁天堂】

天海大僧正が琵琶湖・竹生島 になぞらえて、不忍池(しのばずいけ)に中之島を築き、
お堂を建立されました。本尊・八臂大辯財天は、竹生島の宝厳寺からお迎えしたもの。

不忍池ではボートに乗ることもできるようですが、参加者さまから「ここでボートに
乗ったカップルは別れるという伝説がある」
と教えていただきました。
あっ、京都では「嵐山でボートに乗ると・・・」って言われています(苦笑)

そろそろお腹も空いてきたなぁ・・・
お待たせしました~! 「水月ホテル鴎外荘」にて昼食です。


旅館・ホテルの料理部門100選に毎年選ばれているお料理を楽しく、美味しく
いただきました!また、ホテルの敷地内には、森鴎外が『舞姫』を執筆した旧居が
残されており、現在でも食事や宴会などで貸し会場として利用ができるそう。
内部の見学をさせていただきました。


お腹も満たされたところで、再び散策へ。

危篤に陥った徳川家康が「魂が末永く鎮まる所を作ってほしい」と家臣・藤堂高虎と
天海大僧正に遺言し創建された「上野東照宮」、寛永16(1639)年 に再建された
「旧寛永寺五重塔」などを見学。


【お化け灯籠】
戦国武将・佐久間勝之が上野・東照宮に 寛永8(1631)年 に奉納した高さ6mの
石灯籠。あまりの巨大さから「お化け灯籠」と呼ばれています。

京都・南禅寺、名古屋・熱田神宮の大灯籠も勝之の奉納で、これらを合わせて
「日本三大灯籠」と呼ぶそう。
皆さん「えっ・・・?! 南禅寺にそんな大きな灯籠あったっけ?」と疑問顔ICON45
ありますよ~。石川五右衛門が「絶景かな~」と上からの眺めを称賛した三門の
真ん前に!今度はぜひとも、灯籠を探しに京都へお越しくださいね。

【上野大仏】
寛永8(1631)年 に初建された上野大仏は幾度か火災の被害を受けましたが、
その度に復興されました。しかし、関東大震災により首が落ち、第二次大戦時には
軍の供出によって胴体を徴用。現在は顔のみが残っています。


【東京国立博物館】
明治5年 に創設された 日本最古の博物館。通称「トーハク」
収蔵品の総数は国宝87件、重要文化財622件を含め、なんと11万件を超えるそう!
現在「空海と密教美術展」が開催されており、京都から東寺、仁和寺、醍醐寺などの
仏さま達が「江戸たび中」です。

最も格式の高い大名屋敷の姿を残す「旧因幡国・池田屋敷・表門」、明治期の
ルネサンス様式の建物が美しい「国際こども図書館」など、建築ウォッチングも
楽しみました。


そして、いよいよ、本日のゴールへ
【寛永寺】

寛永2(1625)年、徳川家康・秀忠・家光の帰依を受けた天海大僧正により、
徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門( 東北 )にあたる
この地に建立。広大な境内地を有し、やがて徳川将軍家の菩提寺となり
歴代将軍の霊廟も造営され、格式・規模において我国最大級の寺院として
その偉容を誇りました。しかし、幕末の戊辰戦争で伽藍の大部分を焼失。
さらに明治政府によって境内地は没収に。
しかし 明治12年、寛永寺の復興が認められ、現在地に根本中堂が再建されました。
伝教大師作・本尊・薬師如来は、戦争の中に運び出されて現在の根本中堂に
安置されています。

その後、6名の将軍が眠る「徳川家霊廟」、徳川最後の将軍・徳川慶喜の墓、
などを見学し、日暮里駅にて終了となりました。

この日は最高気温34℃と非常に暑い日でしたが、京都と江戸の情報を交え
ながらの、とても楽しい散策となりました。

参加者様からの、多くのご要望にお応えして・・・
らくたび・若村は「江戸たびは半年に1回開催します!」と高らかに宣言ICON59

次回は春の江戸ICON144を歩く予定です。しかし、行先は・・・決まっておりませんICON46

江戸の皆さま、おススメの散策コースがございましたら、どうぞ情報提供お願いします。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
次は京都でお会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。
 
                             文・写真/らくたび 森 明子  


Posted by らくたび  at 09:16Comments(0)その他

2011年09月02日

8月27日(土)夏さんぽ!船岡温泉から上七軒ビアガーデンへ♪

8月27日(土)「 織田信長も驚く夏さんぽ! 船岡温泉から上七軒ビアガーデンへ♪ 」が
開催されました。

今回のテーマは【 真夏の暑い京都を歩こう! 】
地下鉄・鞍馬口駅〜船岡山 or 上七軒へと、とにかくよく歩きました。

まずは西陣織工芸美術館 松翠閣へ。日本画や西洋の名だたる名画を西陣織で織り上げた素晴らしい作品をたくさん拝見しました。パッと見たら普通に絵画なんですが、よーく見ると織物。なんと精密にできているのでしょう〜!、皆さんとっても感心されてました。


そしてこちらは妙覚寺。織田信長が上洛した際の常宿としていたというお寺です。しかし、あの日の夜は・・・嫡男の信忠がここ泊まり、信長は本能寺に泊まったということ。そう信長が炎とともに潰えた「 本能寺の変 」。
若村先生の熱い語りが聞こえてきそうでしょう♪


西陣には日蓮宗のお寺がたくさんあります。
こちらは本法寺。本阿弥光悦の「 三巴の庭 」が有名ですね。


それにこの長谷川等伯さんゆかりのお寺でもあります。
等伯さんも暑そうに天を仰いではりますね〜。


妙蓮寺の門前には芙蓉のお花が咲いてました。


「 十六羅漢石庭 」や長谷川等伯の絵画を所蔵されており、見所たっぷりのお寺です。
山門でお話を聞いていると、雨がザーッと降ってきて、ここで雨宿りさせていただきました。このような雨宿りも夏さんぽらしくていいですよね〜。


そして、京都の北方を守護する船岡山にある建勲神社( たけいさおじんじゃ )へ。
ちょっときつい階段を上がり、織田信長を御祭神として祀る本殿を参拝。


さらに山道を進んでいくと・・・。


見晴らしの良い船岡山山頂に到着!
しんどくても登ってきて良かった〜。素晴らしい景色を見ることができました。


この辺りで皆さん、結構バテバテicon10icon10
あとは、銭湯ICON113にする?、それともカフェICON152

【 船岡温泉 】は、国の有形文化財で大正時代の料亭が昭和になって銭湯になったとか。


【 さらさ西陣 】は、銭湯が今はオシャレなカフェになったとか。


料亭が銭湯。
銭湯がカフェ。
おもしろい遍歴ですが歴史と伝統を感じさせる貴重な建造物が、今も残り活用されているのが京都らしいですね。

カフェの店内はこんな感じで、カラフルなタイルが美しい。


さあ、このあとは二次企画・上七軒のビアガーデンへ!
舞妓さんや芸妓さんがおもてなししていただけるという、まさに京都ならでは!


よく歩き、よく学び、ひとっ風呂浴びてのビアガーデン。
盛り上がったのは言うまでもございませんface02
夏ならではの素敵でらくたびチックな企画でした。

ちなみに・・・。
船岡温泉に入って一番喜んでおられたのは若村さんなんですよ〜ICON113

暑い夏、汗かきながらも充実した散策ツアーとなりました。
みなさま、お疲れさまでした!
                                                          写真/らくたび会員 五島千恵様
                                                          文・写真/らくたび会員 奥村なるみ


〜次回の京都さんぽのお知らせ〜

9/17(土) 13時スタート 
   文化の秋に美の国宝探訪へ 
        「 仏像・建築・絵画 」


豊臣秀吉を神として祀る豊国神社の国宝・唐門、
三十三間堂の圧巻の仏像群、
智積院では安土桃山時代の絢爛豪華を伝える
     長谷川等伯筆 国宝 「 楓図・桜図 」

国宝の宝庫である東山七条界隈を、らくたび・若村がたっぷりとご案内します!

くわしくは こちら をどうぞ。

また、こちらも好評実施中!
〜らくたびガイドと歩く京都めぐり〜

3ヶ月にわたる開催も、いよいよ残るは 9月のみとなりました!
まだご参加されてない方、ぜひご参加くださいませ。

★9月 毎週日曜日 午前10:00 京都駅スタート
  親鸞聖人750回大遠忌に賑わう 東本願寺と西本願寺 
  ( 詳細は こちら )
★9月 毎週日曜  午後13:30 四条京町家スタート
  祇園祭を受け継ぐ山鉾町めぐりと信長の最後の地・旧本能寺へ
  ( 詳細は こちら )

ぜひともご参加くださいませ!
  


Posted by らくたび  at 22:00Comments(0)