2007年09月02日

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

京菓子職人の精鋭で結成された京菓子講師倶楽部から
笹屋吉清の保木さん、かぎ隆三の石川さんの2人の講師をお招きし、
京菓子づくりをご指導いただきました。

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

まずは「こなし」による京菓子作りを教えていただきました。
「こなし」とはこし餡に小麦粉と餅粉を混ぜて蒸したもの。
へらを駆使して菊や桜、桔梗づくりに挑戦します。
こなしは色など工夫次第でさまざまな形に姿を変える、魔法のような生地。
それゆえなのか、講師や受講者の方が作ると可憐な花になるのに、
私の手から生まれるものは、まるでアメーバのような物体。。。嗚呼。

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

次は、生地を網目で漉したそぼろ状の「きんとん」。
栗と餡をくるみ、「いがぐり」に挑戦。秋ですね~。

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

みなさん真剣な表情!やわらかいので、つぶれないようにそっと、
というのがポイントです。これはなんとかクリア!

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

その他、 こなしを板状にのばして羽のような切り目をつけ、
餡をくるむと白鳥に。首のあたりに赤色のこなしをちょんと足すと、
白鳥が鶴に早がわりです。

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

次は・・・お店では出来たてのアツアツをいただける機会って
なかなかないので、蒸し菓子「黄味しぐれ」です。
ピンクと黄緑と白の生地を使って、みなさん思い思いのデザインに仕上げます。
ちなみに私は目、目、口、ほっぺをつけて「にこちゃんマーク」
にしてみましたが、蒸しあがると見事、顔が割れてしまいました。
火を通した後、生地はどう変化するか、ということも考えて作るのも、
和菓子作りの大事なポイントなんですね。
さて、蒸しあがったばかりの「黄味しぐれ」は、アツアツふわふわ。
その食感ににんまりしながら、もりだくさんの講座が終了しました。

職人技を間近に!初秋の京菓子づくり

作った京菓子は箱に入れてお持ち帰り。みなさん、お上手です。
まるでお店で買ったみたいですね~。

多数のご参加をいただき、ありがとうございました。
お疲れ様でした!


タグ :京都京菓子

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Posted by らくたび  at 14:08 │Comments(0)その他

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