2009年08月02日

夏の夜坐と祇園ビアガーデン

夏の夜坐と祇園ビアガーデン

今回は坐禅体験がメインの京都さんぽ。体験する場所は
通常非公開寺院である建仁寺塔頭のひとつの両足院です。

16時に四条大橋東詰にある南座前に集合した一行は
目的地である両足院を目指します。

夏の夜坐と祇園ビアガーデン

両足院 に到着後、お寺の方より両足院の歴史と坐禅の仕方を
お話していただきました。

両足院は龍山徳見禅師(りゅうざんとっけん)が創建した知足院に始まります。
のちに両足院に改称されました。この龍山徳見禅師は22歳で中国に渡り
禅を学び45年に亘り中国で過ごされました。
林浄因(りんじょういん)という中国僧と共に帰国をし、
帰国後は建仁寺・南禅寺・天龍寺等の住持を務めました。
一緒に帰国をした林浄因という僧侶が中国で食されていた
肉まんの中身(肉)を小豆に変えて
日本で初めて饅頭を作った人物だそうです。

建仁寺へはよく来ますがこの話は初めて聞き非常に驚きました。

夏の夜坐と祇園ビアガーデン

歴史の後は坐禅の方法です。坐禅は姿勢を調える事から始まります。
これを調身といいます。

まず座布団の上に坐り足を組みます。足の組み方は両足をももの上にのせる
「結跏趺坐(けっかふざ)」 と片足だけをのせる 「半跏趺坐(はんかふざ)」
があります。坐りやすい方で良いそうです。

手は組んだ足の上に重ねるようにして置き、目は開いた状態で行います。
1m前方に落とすと自然と半眼状態になります。
背筋はまっすぐ伸ばし頭のてっぺんが天井に着くイメージで。
そして、おヘソの約9cm下にある 丹田 (たんでん)という場所に
重心を置くのが理想だそうです。

続いて呼吸を調えます。これを 調 といいます。
呼吸方法は腹式呼吸で鼻からゆっくり吐き、そして吸います。
この時丹田から吐き出す感じで行うと呼吸が調うそうです。

最後に心を調えます。これを調心といいます。
心を調えるということは雑念を取り除くということです。
しかし、簡単には取り除くことはできませんよね(笑)

そして、いよいよ坐禅体験のスタートです。
10分の坐禅を2回行います。休憩は1分。
途中、お寺の方が 警策 (けいさく)を持って前を歩かれます。
集中力を欠くときや姿勢が悪いと受けなければなりません。
自ら受ける事もでき受ける前後は必ず合掌をします。
私も合掌して自発的に受けましたが非常に痛かったです。
しかし、冷水を浴びせられた後のような爽快感?! が得られ
気持ちが引き締まる思いでした。

初めて坐禅を体験しましたが呼吸が難しく中々上手くいきません……
幸い呼吸をあまりにも意識するので余計な雑念はなかったように思います。

参加された方の中で時間が短く感じた方がいらっしゃいましたが、
私は10分が非常に長く感じられたのが本音です。

夏の夜坐と祇園ビアガーデン

その後、両足院を後にした一行は夕暮れ時の祇園界隈や巽橋を
散策しました。昼間とは違った雰囲気があり風情がありました。

夏の夜坐と祇園ビアガーデン

最後は南座の向かいにある レストランキエフ でビアガーデンのはずが……
夕立があったため急遽室内での開催となりました。
31日にあった京都さんぽ「愛宕山千日詣」の登山話を聞きながら
楽しい時間を過ごしました。残念ながらご来光遥拝は
叶わなかったそうです。来年こそは是非ご来光をみたいものですね。


文/らくたび会員 森田和宏様  写真/らくたび会員 鴨田一美様




タグ :京都座禅

同じカテゴリー(祇園~円山エリア)の記事画像
6/30 両足院の半夏生 茅の輪・夏越祓とご利益巡り
4/6 第5回らくたびガイド養成講座モニターツター
2012年1月9日(月・祝) 新春! えべっさんめぐり
12月24日(土) 日本語&英語 通訳さんぽ
12月13日(火) 華やぐ師走の祇園さんぽと「豆すし膳」
法然と親鸞 念仏が響く吉水草庵 本願寺発祥「東山」ゆかりの地
同じカテゴリー(祇園~円山エリア)の記事
 6/30 両足院の半夏生 茅の輪・夏越祓とご利益巡り (2013-07-06 17:24)
 4/6 第5回らくたびガイド養成講座モニターツター (2013-04-06 18:00)
 2012年1月9日(月・祝) 新春! えべっさんめぐり (2012-01-15 16:07)
 12月24日(土) 日本語&英語 通訳さんぽ (2011-12-25 21:24)
 12月13日(火) 華やぐ師走の祇園さんぽと「豆すし膳」 (2011-12-18 12:00)
 法然と親鸞 念仏が響く吉水草庵 本願寺発祥「東山」ゆかりの地 (2011-07-18 15:00)

Posted by らくたび  at 16:12 │Comments(0)祇園~円山エリア

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。