2009年05月16日
宇治の茶園で新茶の茶摘体験

茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり
(お茶は体を健康にする働きがあります。たくさん飲んで長生きしましょう)
鎌倉時代に 栄西 によって書かれたわが国初のお茶に関する本 『喫茶養生記』 には
お茶についてこのように書かれています。
今から約800年前、明恵上人は栂尾で栄西から譲り受けた茶種の栽培に
成功しました。そしてその後、宇治でもお茶の栽培を始め
宇治茶の長~い長~い歴史が始まりました。
この日の京都さんぽは、そんな日本を代表する茶処宇治で新茶摘みの体験です。
集合は近鉄小倉駅。ここから歩いて10分程でこの日お世話になる
吉田銘茶園 さんに到着しました。あれっ!?
(お茶は体を健康にする働きがあります。たくさん飲んで長生きしましょう)
鎌倉時代に 栄西 によって書かれたわが国初のお茶に関する本 『喫茶養生記』 には
お茶についてこのように書かれています。
今から約800年前、明恵上人は栂尾で栄西から譲り受けた茶種の栽培に
成功しました。そしてその後、宇治でもお茶の栽培を始め
宇治茶の長~い長~い歴史が始まりました。
この日の京都さんぽは、そんな日本を代表する茶処宇治で新茶摘みの体験です。
集合は近鉄小倉駅。ここから歩いて10分程でこの日お世話になる
吉田銘茶園 さんに到着しました。あれっ!?

“茶畑”と聞いていたので斜面に広がる一面の緑を想像していたのですが、
なんだか普通の畑のようです。
それに一面の緑じゃなく、茶畑には覆いがしてあるし……。
ちょっと疑問を抱いていたのですが、この謎は吉田銘茶園のご主人
吉田さんの説明を聞いてすぐに解決しました。
なんだか普通の畑のようです。
それに一面の緑じゃなく、茶畑には覆いがしてあるし……。
ちょっと疑問を抱いていたのですが、この謎は吉田銘茶園のご主人
吉田さんの説明を聞いてすぐに解決しました。

説明によると……お茶の栽培には大きく分けて2つあるそうです。
1つはお茶に覆いを被せて栽培する「覆下園(おおいしたえん)」、
もう1つは覆いをしないで育てる「露天園」。
私が「♪夏も近づく八十八夜~♪」の歌でイメージしていた
“斜面に広がる緑の茶畑”は「露天園」の方であり、
ここ吉田銘茶園さんは「覆下園」の方だったのです。
覆下園では4月に新芽が出ると葦簀(よしず:ヨシの木の茎を編んだ
すだれのようなもの)、ワラ、化学繊維などで覆いをして
日光を遮ることにより、渋みが少なく、まろやかなお茶ができるそうです。
そう、ここで栽培されていたのは最高級の玉露用のお茶の葉!!
1つはお茶に覆いを被せて栽培する「覆下園(おおいしたえん)」、
もう1つは覆いをしないで育てる「露天園」。
私が「♪夏も近づく八十八夜~♪」の歌でイメージしていた
“斜面に広がる緑の茶畑”は「露天園」の方であり、
ここ吉田銘茶園さんは「覆下園」の方だったのです。
覆下園では4月に新芽が出ると葦簀(よしず:ヨシの木の茎を編んだ
すだれのようなもの)、ワラ、化学繊維などで覆いをして
日光を遮ることにより、渋みが少なく、まろやかなお茶ができるそうです。
そう、ここで栽培されていたのは最高級の玉露用のお茶の葉!!

期待が膨らむ中、吉田さんのご指導のもとさっそくお茶摘みの始まりです。
お茶摘みのポイントはただ1つ、「新芽を摘むこと」。
去年の葉が硬くて濃い緑色なのに対して、新芽は柔らかく
鮮やかな色をしています。その葉だけを選んで摘み取っていくのです。
初めはどの葉が去年でどの葉が新芽なのかがわからず、
「吉田さ~ん、これは新芽ですか?」とお伺いしていたのですが、
次第にコツもつかめてきました。
お茶摘みをしながらおしゃべりをする余裕も出て(?)
吉田さんご夫妻から宇治茶の歴史、栽培方法、お茶の選び方、
淹れ方、保存方法などを教えていただきました。
お茶摘みのポイントはただ1つ、「新芽を摘むこと」。
去年の葉が硬くて濃い緑色なのに対して、新芽は柔らかく
鮮やかな色をしています。その葉だけを選んで摘み取っていくのです。
初めはどの葉が去年でどの葉が新芽なのかがわからず、
「吉田さ~ん、これは新芽ですか?」とお伺いしていたのですが、
次第にコツもつかめてきました。
お茶摘みをしながらおしゃべりをする余裕も出て(?)
吉田さんご夫妻から宇治茶の歴史、栽培方法、お茶の選び方、
淹れ方、保存方法などを教えていただきました。

お茶摘みを満喫した後は製茶工場の見学です。
製茶の工程は“蒸す”、そして“揉んで乾かす”を3段階。
それぞれの工程後に茶葉の試食をさせていただき、
“葉っぱがお茶に変わっていく”その感動的な過程を目と味で確認しました。
それにしても本当に不思議……最初は葉っぱの味しかしなかったのが、
味付けも何もしていないのに最後にはまろやかな
香り高いお茶になっているのですから。
製茶の工程は“蒸す”、そして“揉んで乾かす”を3段階。
それぞれの工程後に茶葉の試食をさせていただき、
“葉っぱがお茶に変わっていく”その感動的な過程を目と味で確認しました。
それにしても本当に不思議……最初は葉っぱの味しかしなかったのが、
味付けも何もしていないのに最後にはまろやかな
香り高いお茶になっているのですから。

この後吉田さんの作られたおいしいお茶をいただきながら、
家庭での製茶方法を教えていただきました。
そうです、この日の京都さんぽはお土産付き!
自分達で摘んだお茶の葉をいただいて帰れるのです。
しかも、いただいた葉は最高級の玉露用ですから
成功すれば5000円以上とのこと。これは頑張らねばなりません。
吉田さんはこの後のさんぽにも同行くださり、山政小山園さんでは
抹茶のもととなる碾茶(てんちゃ:碾茶を挽くと抹茶になります)
の製造工程も説明していただきました。
お忙しい時期にも関わらず本当にありがとうございました。
こうしてこの日の京都さんぽはお茶、お茶、お茶、と
お茶づくしの楽しい散策となりました。
しかし、、、まだまだ楽しみは終わりません!
摘んできた茶葉でのお茶作りが待っています。
ここからは「らくたび京都さんぽ~番外編~」と称して、
参加者の松山さんのお茶作りの様子をご紹介しましょう。
★★★ 写真・文: 松山哲也さま&奥さま ★★★
家庭での製茶方法を教えていただきました。
そうです、この日の京都さんぽはお土産付き!
自分達で摘んだお茶の葉をいただいて帰れるのです。
しかも、いただいた葉は最高級の玉露用ですから
成功すれば5000円以上とのこと。これは頑張らねばなりません。
吉田さんはこの後のさんぽにも同行くださり、山政小山園さんでは
抹茶のもととなる碾茶(てんちゃ:碾茶を挽くと抹茶になります)
の製造工程も説明していただきました。
お忙しい時期にも関わらず本当にありがとうございました。
こうしてこの日の京都さんぽはお茶、お茶、お茶、と
お茶づくしの楽しい散策となりました。
しかし、、、まだまだ楽しみは終わりません!
摘んできた茶葉でのお茶作りが待っています。
ここからは「らくたび京都さんぽ~番外編~」と称して、
参加者の松山さんのお茶作りの様子をご紹介しましょう。
★★★ 写真・文: 松山哲也さま&奥さま ★★★


①茶葉とホットプレート以外に準備するもの。
軍手・サランラップ、お箸、キッチンペーパーです。
②サランラップで包み電子レンジで加熱するとこうなります。
③葉が重ならない様にしながらホットプレートで加熱します。
工場では空中に飛ばしてヒラヒラと舞わせて、重なりを防いでいましたね。
④お箸でまぜながら、ホットプレートで加熱します。
⑤キッチンペーパーを敷いて、最後の加熱をして、葉がチクッと刺す様になったら
完成です。とってもいい香りがします。
⑥左がプロが製茶した葉(10グラム) 右が私が作った製茶した
葉(5グラム)やっぱり密度が違いますね。
⑦合計30グラムを製茶する事ができました。マイ茶の完成です。
⑧少々薄味ですが、その未完成ぶりがなんともいとおしく、
おいしく飲むことができました。
私も初めてのお茶作りでしたが、まろやかな風味のおいしいお茶ができました。
子供の頃はジュースよりもお茶が好き。
大人になってからはコーヒーは飲めないけれど、日本茶、紅茶、中国茶、
と「お茶」ならなんでも(もちろん抹茶のお菓子も)大好きな私なのですが、
今までお茶ができる過程というものを考えたこともありませんでした。
私を毎日ほっこりさせてくれていたお茶はこんなにたくさんの苦労と
工夫の積み重ねでできていたのですね。
お茶の栽培、加工方法を教えていただき、それを私自身も
体験できたことでますますお茶が好きになりました。
これからも健康パワー溢れるお茶を飲みながら、人と語らえる時間や
自分自身が安らげる時間を大切にしていきたいなぁ……
と感じた京都さんぽとなりました。
軍手・サランラップ、お箸、キッチンペーパーです。
②サランラップで包み電子レンジで加熱するとこうなります。
③葉が重ならない様にしながらホットプレートで加熱します。
工場では空中に飛ばしてヒラヒラと舞わせて、重なりを防いでいましたね。
④お箸でまぜながら、ホットプレートで加熱します。
⑤キッチンペーパーを敷いて、最後の加熱をして、葉がチクッと刺す様になったら
完成です。とってもいい香りがします。
⑥左がプロが製茶した葉(10グラム) 右が私が作った製茶した
葉(5グラム)やっぱり密度が違いますね。
⑦合計30グラムを製茶する事ができました。マイ茶の完成です。
⑧少々薄味ですが、その未完成ぶりがなんともいとおしく、
おいしく飲むことができました。
私も初めてのお茶作りでしたが、まろやかな風味のおいしいお茶ができました。
子供の頃はジュースよりもお茶が好き。
大人になってからはコーヒーは飲めないけれど、日本茶、紅茶、中国茶、
と「お茶」ならなんでも(もちろん抹茶のお菓子も)大好きな私なのですが、
今までお茶ができる過程というものを考えたこともありませんでした。
私を毎日ほっこりさせてくれていたお茶はこんなにたくさんの苦労と
工夫の積み重ねでできていたのですね。
お茶の栽培、加工方法を教えていただき、それを私自身も
体験できたことでますますお茶が好きになりました。
これからも健康パワー溢れるお茶を飲みながら、人と語らえる時間や
自分自身が安らげる時間を大切にしていきたいなぁ……
と感じた京都さんぽとなりました。
文/らくたび会員 森明子様 写真/らくたび会員 岩崎守男様・松山哲也様
5/19 頑張ろう!宇治 宇治川の屋形船と石臼挽き抹茶体験
2012年5月5日(土) 宇治さんぽ 平等院&三室戸寺
2012年2月12日 普茶料理と萬福寺
宇治の名刹・三室戸寺と萬福寺に蓮を訪ねて
宇治の茶園で新茶の茶摘体験
宇治・吉田銘茶園 新茶の茶摘体験と工場見学
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この記事へのコメント
見学に行きたいので、どの日帰りツアーに申し込めばいいでしょうか?パンフをどこに請求すればいいでしょうか?659-0012芦屋市朝日が丘町27-30 サポート芦屋Kkおのだたかし
Posted by 小野田 隆 at 2011年06月17日 08:06