宇治の茶園で新茶の茶摘体験

らくたび

2008年05月17日 18:25



今日は滅多に体験出来ない「お茶摘体験」です! 
近鉄小倉駅で集合し、そこから徒歩10分ほど歩くと、
茶畑が見えてきました。そして、 吉田銘茶園 さんに到着。
笑顔が素敵な吉田さんご夫婦がお出迎えくださいました。

まずは、本日の行程説明を受け、資料一式をいただきました。
資料には、「玉露.碾茶の葉ができるまで」「家庭での製茶法」「お茶の分類表」
そして、新茶のサンプルと、お抹茶落雁などが入っています。



その後、歩いて3分程のところにあるお茶畑へ。
よく見かけるお茶の木がモコモコと並んでいるかと思いきや……
なにやらお茶の木の上には、覆いが掛かっています。

「茶木が一定の高さまで延びると日光を遮って、わざと日が陰った状態に
するそうです。そうすることによって、茶葉が自分の力で光合成し、
葉緑素を蓄えます。そのためうまみのある上質の茶葉になるそうです。
そういえば、お茶畑にはこのような覆いがかぶせてある所もありますよね。

覆いの中に入ると、日が陰ってはいますが、風もない。
今日はかなり暑いから、自然に汗がたらりと……。



そんな中いよいよお茶摘みが始まります。吉田さんの説明をうけ、
青くピカピカ光る柔らかい新芽を、ポキポキと折って摘みます。
上の方からばかり摘むと、下の方を摘み忘れるから、
できるだけ下にある新芽を摘むようにと、なるほどねぇ。
確かに下から上に向かって摘むと、すっきりきれいに摘み取れます。

黙々と下へ、上へと、夢中でお茶を摘みました(笑)
何分くらい摘んでいたのか? 
後半山村先生からカウントダウンの声が何度もかかります。
「みなさ~ん、あと5分くらい大丈夫ですか~?」
「では、あと3分で終わりましょう~。」

心地よい汗をかき、とても楽しくお茶摘み体験ができました!



それぞれビニール袋いっぱいに、摘んだ茶葉を入れてお持ち帰り。
いただいた茶葉は、玉露クラスで店頭で購入すると100g 4,000円もするほど
上等だそうです! お家で美味しく製茶しないといけませんね。



工場に戻り、次は製茶行程を見学させていただきます。
摘み取られた茶葉は、蒸し機にかけられます。
この時点で工場内は、お茶を蒸したなんとも青々しい香りでいっぱいです。
この青くさ~い香りがたまりません。

そして、数台の機械で「揉みながら乾燥」の行程に移ります。
数台の機械はそれぞれ揉み方が異なるようで、この行程が重要そうです。
もちろんこの間も工場内は、蒸し蒸し状態。
昔はこれをみんな手作業で揉み揉みしてはったんでしょうね。

見学を終えると、美味しい新茶のご接待です。
いただいた冷たい新茶はとても甘くてまろやかで、乾いた喉を
やわらかく潤わせてくれました。ほんとに美味しかったです。


そして次は、別の場所にある工場へ。

こちらは、抹茶の元である「碾茶」を専門で作っておられる工場です。
摘んだ茶葉を蒸す行程は煎茶と同じようですが、
そのあとに天井まである高くて細いスペースに、風で茶葉を吹き上げて
乾燥させているように見えます。
そこである程度水分を飛ばして、次に横にある
レンガの釜のようなブースに入れて、茶葉の水分を徹底的に
パラパラに乾燥させているのでしょう。

説明してくださってますが、なんせ工場内は機械の音がすごくて、
聞こえません。
かなり私の見た目での説明なんですが、すみません……。
こうしてできた碾茶は、別の工場で抹茶として加工されます。

お茶というのも、結構「分業制」のようです。
今回見学させていただいた吉田銘茶園さんは、上質の玉露と煎茶を
生産されているそうです。
今が一年で最もお忙しい時期なのに、最後までニコニコととても親切・丁寧に
案内してくださいました。ありがとうございました!

お話によると日本のお茶の生産量としては、宇治茶は第5位とのこと。
ちょっと以外でした。その割になんだか「宇治茶」って特別って気がするのは
私だけでしょうか? これも京都の歴史がそうさせているのでしょうか。

さあ、帰って摘んだ新茶を製茶してみよう。
どんな出来あがり具合になるかが楽しみです♪
みなさま、暑い中おつかれさまでした~!


文/らくたび会員 奥村成美様

 

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