12月22日(土) 柚子の里「水尾」へ 名物・鶏すきで忘年会
12月22日のらくたび京都さんぽは、保津峡駅からの送迎バスで、
柚子の里・水尾を訪れ、
清和天皇陵へと足をのばし、
柚子湯にも入り、皆さんと
鶏すきを囲んで忘年会を行いました。
この日の集合は
JR保津峡駅。
普段なかなか降りる機会のない駅で、
なんと
橋そのものが駅になっているのです。
一駅隣りが、嵯峨嵐山駅とは思えない程、山あいにあります。
さて、送迎の車に揺られて山道をおよそ4kmで、
いよいよ
水尾の里に到着です。
まずは、鶏すきを頂く
直八さんへ。
こちらで、清和天皇陵へ参拝する組と、
先に柚子風呂に入る組とで分かれました。
水尾の里からは、
愛宕山にも登ることが出来ます。
愛宕山への案内板もありました。
かつては水尾の女性が
樒(しきみ:ハナ)を売りに
ここから険しい山道を登って行ったのです。
水尾には
柚子畑も広がっていますが、
なんと!柚子には
太いトゲがあるんです!
トゲに刺さらないよう、柚子の収穫には熟練の技がいるそうです。
その柚子畑の合間から
清和天皇陵への参道が伸びています。
一旦、
水尾川の谷へと下りて行きます。
水尾には「
きれいな水が湧くところ」の意味があり、
その名に違わぬ美しい川が流れている里です。
清和天皇陵への参道は、
鞍馬山の
つづら折れの参道を彷彿とさせる険しい道のり。
数ある天皇陵の中でも5本指に入る
難所ではないかと、
個人的には思っています(笑)
足元が悪い場所もあり、ゆっくりと登って行きました。
なんとか皆様無事に
清和天皇陵へと到着。
若村先生からの解説にも熱が入ります。
清和天皇は、水尾天皇とも呼ばれ、
清和源氏の祖としても知られています。
ただ、武士の祖先らしい荒々しさは無く、学問を愛した天皇。
30歳で出家して各地を回り、
この
水尾を終焉の地と定めたのです。
さて、再び来た道を戻って、
直八さんへ。
いよいよお待ちかねの
鶏すきの登場です!
お野菜も新鮮で、鶏もとてもおいしく、皆さん大満足でした。
こちらは
柚子湯。
柚子の香りが口の中に広がっていきます。
デザートの
シャーベットも口当たりがよく美味でした^^
今回は、
柚子風呂にも入らせていただきました。
冬至と湯治をかけ、柚子風呂に入るのは
「融通がきくように」との意味があるそう。
実際に、
血行促進の効果があるので、体の芯まで温まります。
皆さまで、和気あいあいとお話をしながら時間を過ごし、
お土産も買ったりしながら、水尾の里を後にしました。
今回は普段はなかなか訪れる機会のない
水尾の里で、
美味しい
鶏すきを頂き、
柚子風呂にも入って、
清和天皇が過ごした場所の雰囲気も感じ取ることができました。
まるで、遠くへと旅行へと来たような気分です(笑)
今年最後の、京都さんぽ。2012年の締めくくりとして、
京都の奥深さを発見できる散策だったのではないでしょうか。
本年も、多くの皆様にご参加頂き、本当にありがとうございました。
2013年も、らくたびでは数多くの企画を行って参ります。
皆さまと一緒に京都の魅力を感じられるコースが揃っていますので、
来年もどうぞよろしくお願い致します!
ご案内 / らくたび代表・若村 亮
受付・添乗・文・写真 / らくたびレポーター・吉村 晋弥
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