3月4日(日) 青谷梅林の梅の花と知られざる城陽の里を歩く

らくたび

2012年03月10日 09:00


この日の散策は、京都市内から少し足を伸ばして、城陽市へ!
そして城陽市は山村先生の地元なんですね〜
さあ、先生のディープなご案内が始まります。

まずは、駅からすぐのところにある城陽市内唯一で地元でも評判の
蔵元・城陽酒造さんへ。
この日は「 蔵開きまつり 」が催されていました。


振舞い酒もいただき、お祝い気分満載でした〜


よさこい踊りのようなパフォーマンスが行われていてとっても賑やか!


おっ、売店の中には『 らくたび文庫 』も売ってましたよ!
新酒や梅酒、酒粕などのお買物も楽しかったですね〜。


さあ、お祭りをたっぷり楽しんで、いざ散策へ出発!

土壁のある古い町並を歩き、
到着したのは 中天満神社( なかてんまじんじゃ )です。


創建年代は古くてはっきりとしたことは不明とのことですが、社殿の
一番古い棟札が慶長11年( 1606年 )であることから、それより以前に
創建されたと言われています。


天満神社というくらいですから、もちろんご祭神は、菅原道真公です。
境内にはちゃんと神使の牛さんもいらっしゃいますよ。


この中天満神社周辺には黒土古墳群があり、この神社も古墳の一部で高台にあります。


ここから城陽の市内が一望できるんですね〜


そして、このすぐ側にある龍福寺へ。

龍福寺は、慶長12年( 1607年 )に僧侶の曇誉(どんよ)が創建したのが
始まりと伝えられています。何度が火災で焼失していますが、近年としては
大正12年(1923年)に再び火災で焼失、しかし翌年に再建され、
現在にいたっているそうです。


本殿には立派なお雛様と、お釈迦様のご入滅を忍ぶ涅槃図が飾れてました。


境内に建つこちらの豊川稲荷神社は、大正12年の火災の後、再び火災を
出さないようにという願いを込めて建てられたとか。商売繁盛、家運隆盛の
ご利益もあるそうです。


さていよいよ青谷梅林・梅まつり会場に到着です。
栽培面積、生産量とも府下一を誇る梅園にある約1万本もの梅がお出迎えです。


しか〜し!
みなさんもご存知かと・・・今年は梅の開花が遅れているとは聞いていましたが、
なんと見事に咲いてない!!

これだけは仕方ないですよね〜、自然のことですから。
人間の都合だけで考えちゃあいけませんよね

ご参加いただいた皆さまには、
「 仕方ないよ〜 」とお優しいお言葉をいただきました。
おまけに「 満開のときに来なアカンなぁ 」というお言葉まで
さすがは らくたび のお客様です、皆さまお優しい〜


梅の花が咲いてないことは残念でしたが、個人で来ることがないであろう城陽市を
散策できて良かったなぁ、と思いました

参加者の皆さま、ほんとに雨の中お疲れさまでした!
来年またリベンジ出来たらいいですね


              ご案内 : らくたび代表 山村 純也
              文&写真 : らくたびレポーター 奥村


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