9月15日 大覚寺「源平ゆかりの寺宝」観賞と京料理
9月15日のらくたび京都さんぽは、嵯峨釈迦堂で知られる
清凉寺から
初秋の
嵯峨野を経て、
大覚寺で京の夏の旅「
霊宝館」の
源平ゆかりの寺宝展を鑑賞しました。
途中、
京料理おきなにて、嵯峨豆腐を用いたおいしい京料理も頂きました。
出発は嵯峨嵐山駅。
愛宕山が美しく見えています。
最初はゆっくり歩きながら、
清凉寺へ。
嵯峨釈迦堂とも呼ばれる清凉寺では、釈迦37歳の像を写した
生身(しょうしん)の
釈迦如来像を、間近で拝観させていただきました。
釈迦像の中からは
五臓六腑の模型も見つかっており、
本当に生き写しであることが想像できますね。
若村先生に展示品を丁寧に説明して頂けました。
お堂をじっくりと回った後は、境内もゆっくりと散策します。
こちらは
豊臣秀頼公の首塚。清凉寺は秀頼によって復興されており、
昭和55年に大阪城の三の丸跡の発掘で見つかった頭蓋骨が
秀頼のものではないかとして、こちらに
首塚が作られました。
一切経蔵では、
輪蔵(りんぞう)を回すことで、
一切経を読んだのと同じ功徳を授かれるとされます。
参加者の皆様もゆっくりと回されていましたよ!
さて、じっくりと清凉寺を散策した後は、お待ちかねの豆腐料理♪
「
京料理おきな」さんは、嵯峨豆腐「
森嘉」さんの向かいにあって、
ミシュランガイドでは☆も獲得されています。
次々と運ばれる
お豆腐料理に舌鼓を打ちます♪
皆さんと
歓談しながら和やかに頂きました。
とてもおいしかったです。
お腹を満たした後は、
大覚寺へ向けて
嵯峨野を散策!
稲の穂も実りだし、遠くには
鳥居形も見えます。
9月も半ばを迎えながら残暑が厳しい一日でしたが、
初秋の雰囲気も感じることが出来ました。
大覚寺は、格式高い
門跡寺院。
大玄関では後宇多法皇が使用した
輿が置かれ、
雅な雰囲気で迎えてくれます。
こちらは
宸殿(しんでん)の蔀(しとみ)戸に付けられた金具。
蝉の形をしていて面白いですね。一つ一つ蝉の種類も違うそうですよ。
蝉は逃げる時に鳴き声を出すので、
侵入者を検知する防犯の願いが込められています。
参加者の皆様も
興味津々で見上げています。
さて、
霊宝館では
源平ゆかりの寺宝展が行われています。
ちょうど中で観賞している間に・・・
外は一時的に
大雨になっていました!
心経殿も雨にかすみます。
心経殿の中には
歴代天皇直筆の写経が収められ、
天皇の命により封印がされて信仰の対象ともなっている建物。
60年に1回の開扉と開封で、次回は平成30年に開かれますよ。
雨上がりの大覚寺は
苔の緑が生き生きとしていました。
今回は大覚寺前で解散です。
ちょうど雨に降られる前に
嵯峨野や
大覚寺の風景を眺めることでき、
京料理おきなさんでは、豆腐料理を堪能することができました。
雨上がりの大覚寺も
苔が綺麗で、晴れと雨、
それぞれを楽しめたのはラッキーでしたね。
今回はご参加頂きまして、ありがとうございました。
ご案内 / らくたび代表・若村 亮
受付・添乗・文・写真 / らくたびレポーター・吉村 晋弥
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