12月13日(火) 華やぐ師走の祇園さんぽと「豆すし膳」

らくたび

2011年12月18日 12:00


12月13日(火)の京都さんぽは師走の祇園を散策しました。

「事始め」のこの日は祇園の芸舞妓さんが、日ごろお世話になっている芸事の
お師匠やお茶屋さんに、ひと足早く新年の挨拶回りをされる日。
その様子を路上で見学するという企画です。

スタートは南座。京の師走の風物詩となった「顔見世興行」の真っ最中で
正面には出演する役者の名前がかかれた看板「まねき」が上がり、とても華やか。
「毎年テレビのニュースで見るけど、初めて見られた」と参加者のWさん。


祇園白川には祇園をこよなく愛した歌人・吉井勇の歌碑が建っています。


この辺りにくるとカメラマンが大勢結集。芸舞妓さんの登場を今か、今かと
待っておらました。時間もちょうどいい頃になったので、私たちも一時解散し、
芸舞妓さんの登場を待つことに。

あっ、来られました~!かわいいですね~。


お母さん、お姉さん、舞妓さん、見習いさんが揃ってご挨拶に向かわれる姿も。

後姿もまたステキ。


途中、置屋さん同士が遭遇されると、ここでもご挨拶が!



路地の周辺はカメラマンさんにとって、ベストスポットのひとつみたい。


再集合の後、「皆さん、芸舞妓さん見られましたか~?」と確認すると
「近くでいっぱい見られました!楽しかった」と嬉しい声が。よかったです。

続いては八坂神社へ。
八坂神社は創建の歴史が今から約1350年前にさかのぼる古社。
古くから「疫病退散」の神さまとして信仰されていて、京の夏を彩る祇園祭は
ここ八坂神社の祭礼です。

皆さんで来年の健康を祈願しました。

八坂神社の境内に建つ「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は美人の誉れ高き
三女神さまがお祀りされていて、「美人祈願」で人気のスポット。
鳥居の横の「美容水」をお顔につけると、身も心も美しくなれるそうな・・・

この日は、参加者さん、スタッフ共に「全員女性」ということで、もう大騒ぎ!
修学旅行のノリで、ワイワイいいながら、たっぷりお顔につけてきました(笑)

続いては、お待ちかねのお食事へ!
≪豆皿懐石 汁る碗 豆寅≫
「らくたび女子会」の始まりです(笑)



この日、初めてご参加いただきた方もいらっしゃったのですが、とにかく賑やか!
おしゃべりしながらのお食事ってホント楽しいですね。

そんな、賑やかな私たちも、こちらのお店の名物「豆すし膳」が登場するやいなや・・・
一瞬、シーンと静まりかえり、その後、一斉に「かわいい~!」という声が!


皆さん、まずは写真におさめて・・・

おいしくいただきました♪

ここでこの日の京都さんぽは終了。
参加者さん同士、「よいお正月をお迎えくださいね」「来年もよろしくね」と
言葉を交わし、お別れをしました。

参加者の皆さま、朝早くからご集合していただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

~おまけレポート~
この日、家に帰って夕刊を見ると、今日の「事始め」の様子が掲載されていました。

あっ、写真に写っている舞妓さん見た!

実際に見たものが、報道されていると嬉しいもんですね。


                            ご案内・文・写真/らくたび 森 明子
                            受付・添乗/富田 啓子

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