1月26日(土) 「雪の庭」の妙満寺・円通寺と秘密のカフェへ

らくたび

2013年02月04日 17:34

1月26日のらくたび京都さんぽは、一年で最も雪の降りやすいこの時期に
雪の庭」で知られる妙満寺を訪ね、比叡山の借景が美しい円通寺
そして冷えた体を暖める、ひみつのカフェへにも訪れてきました。



出発は、地下鉄の国際会館駅。
1月26日は一年で最も寒い「大寒」の時期で、
洛北ほど雪の降りやすい期間に当たります。

雪景色の可能性もありましたが、残念ながら雪は積もりませんでした。
ただ、空気は澄んで雄大な比叡山が美しく望め、借景庭園への期待が高まります。


最初は妙満寺へ。
春のツツジでも知られるお寺です。


妙満寺には、その名も「雪の庭」があります。
俳諧の祖・松永貞徳が作庭した、雪月花三名園の一つで、
清水寺の成就院にも「月の庭」が残されています。


お客人を迎えるため、室内から座って眺める
最も美しいように作られているそうです。


ここで若村先生から、とっておきの楽しみ方が!
こうして障子を閉めると、暖かい室内からは雪見窓で、
外の景色を堪能できる仕掛けだそうです。


雪の庭」に雪が積もれば、期待を裏切らない美しさが現れます。
個人的に、1月18日に雪の庭を訪れる機会がありました。
雪が静寂を作り出し、何度も来ている妙満寺でも初めて味わう雰囲気。
確率的には、雪予報の日で、雪が残りやすい午前中がお勧めです。


安珍清姫の鐘などを見て、妙満寺の境内も散策。
本堂前から振り返ると、雄大な比叡山の眺めも堪能できました。



妙満寺を後にして、借景の見事な円通寺へ。
都の富士」とも呼ばれ、後水尾天皇が探し当てた、
比叡山が最も美しく見える場所です。


木漏れ日差すお庭は、も見事でした。



じっくりと美しいお庭を堪能したあとは、
いよいよ秘密のカフェへ♪
円通寺から西の坂を登って行くと、カフェ「リブラ」さんがあります。


少し高台にある分、
窓からの比叡山の眺めは絶景そのもの!
冷えた体も暖まり、ほっこりとした時間を過ごせました。



今回は期待された雪は降りませんでしたが、
その代わりに、比叡山の美しい眺めを各地で楽しむことが出来ました。
洛北は比叡山に近く、雄大な光景で迎えてくれますね。

寒い一日でしたが、
多くの方に参加頂きましてありがとうございました。



                                  ご案内 / らくたび代表・若村 亮
                          受付・添乗・文・写真 / らくたびレポーター・吉村 晋弥

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