2012年01月16日
2012年1月15日(日)着物で神社へ新年参拝
2012年1月15日(日)の京都さんぽは・・・
「着物で神社へ新年参拝
御粥祭でいただく除災招福長寿祈願」 です。
ご案内は らくたび代表 若村 亮
着物姿でご案内です~♪
京阪・出町柳駅をスタートし、まずは 【 下鴨神社 】 へ
大きな境内図の前で、神社の歴史をご紹介。
平安京以前の原生林の植生を伝える自然林「糺の森(ただすのもり)」の
参道を進むと朱色の鳥居が見えてきました。
「早くお参りに行きたい!」と気持ちは高まりますが、まずは身を清めましょう。
次に「鳥居の正しいくぐり方」のご紹介です。
「鳥居のまん中は神さまの通り道」となりますので、まん中を避けて・・・
「柱に近い端っこを通る」のが正しいくぐり方です。
下鴨神社の御祭神は、
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) と 玉依媛命(たまよりひめのみこと)
古来、京都の守護神として、国家国民の安穏と平和を祈願するとともに、
厄除け、交通安全、縁結び、安産、子育ての神さまとして篤く信仰されています。
皆さまにとって2012年がよき年となるように・・・お参りしましょう。
また、干支のお社「言社」には、十二支の生まれの年の守り神さまがお祀り
されていますので、それぞれのお社に参拝。
「私のお社はどこ?」、「丑さんはあっちです」、「あっ、一緒のお社ですね」・・・
大勢でワイワイと参拝すると楽しいですね♪
参拝後は、この日のメインイベント(?) 【 除災難招福長寿粥 】
京都では小豆粥を「あずのおかいさん」といい、1/15(小正月)に食べると
邪気を祓うと言われています。小豆とお餅の入った熱々の御粥をいただきました。
下鴨神社の境内にある 【 河合神社 】 は美人祈願のお社として人気急上昇中!
手鏡をかたどった絵馬にお化粧をして奉納すると、身も心も美しなれるとか。
本殿には愛らしいニコニコ笑顔の絵馬がたくさん奉納されていました。
またこちらは『方丈記』の著者・鴨長明ゆかりの神社でもあります。
河合神社の神官の家に生まれた鴨長明でしたが、事情により神官を継ぐことが
できず、この無常感がのちに『方丈記』を書くにいたったとか。
境内には復元された方丈が公開されています。
「美人祈願の効果はあったかな?」なんて話をしていると、参加者のKさまが
「京都さんぽに参加していると楽しいから“笑顔美人”になっていますよ」と
嬉しいお言葉が!ありがとうございます(*^_^*)
下鴨神社をたっっっ~ぷりと参拝し、次の訪問地へと向かいます。
【 幸神社(さいのかみのやしろ) 】
現在は小さな神社ですが、創建の歴史は非常に古く、御所を護る鬼門(北東)の
神さまとして崇められてきました。現在では、方除け、縁結びのお社として
信仰されています。
「鬼門除けの猿」もちゃんといらっしゃいます。
続いては、現在≪京の冬の旅≫特別公開中の
【 相国寺・大光明寺 】
辰年の守り本尊である普賢菩薩像を拝観。また伊藤若冲筆の襖絵、室町幕府の
9代将軍・足利義尚の自筆などの寺宝などを見学しました。
そして、最後は・・・
【 俵屋吉富 】
御抹茶と季節の和菓子をいただきました。
おいしいお菓子でホッコリし、こちらで京都さんぽは終了となりました。
参加者の皆さまからは、「普段なかなか着物を着る機会がないので
よかったです」と嬉しいお言葉をいただきました。
皆さまのきれいな着物姿を見ていると、私も着てみたくなったりして・・・
日本文化の良さをあらためて感じた京都さんぽとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
【 おまけ 】
実はこの日は≪第30回全国都道府県対抗女子駅伝≫が開催されており、
解散後、第8区の力走を観戦することができました。
第8区は中学生が3㎞を走ります。
この時点で1位は大阪、2位が京都。
「頑張れ~!」
京都さんぽの参加者さんの出身地、千葉、東京、長野、群馬、兵庫、鹿児島・・・
みんな頑張れ~!
冬の都大路を懸命に駆ける姿に、元気をいただくことができました。
ご案内・写真/らくたび 若村
受付・添乗・文・写真/らくたび 森
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